自死遺族支援のためのシンポジウム ―支援のための提言―

これは、NPO法人自殺防止ネットワーク風が主催し、平成25年11月9日(土)に千葉・京葉銀行文化
プラザで、開催したシンポジウムをテープ起こしし、まとめたものです。  >>>全文PDFダウンロード

自死遺族支援のためのシンポジウム

開催日時:平成25年11月9日(土)午後1時〜午後4時
開催場所:京葉銀行文化プラザ 6階 欅U
主  催:特定非営利活動法人 自殺防止ネットワーク風
後  援:千葉県
協  力:自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい

≪ 目 次 / シンポジウム 内容 ≫
自死遺族支援のためのシンポジウム開催に当って
■ 第1部 ・鈴木 康明氏 自死遺族代表 東京福祉大学 心理学部教授
        講演テーマ:自死遺族に寄り添う“グリーフ&モーニング”
                 ・予習編
                 ・“社会の健康”を目指して
                 ・時間軸・これから
                 ・宗教、信仰心も同じ
                 ・遺族理解の二つの視点
                 ・死別の悲しみ
                 ・自死遺族について
                 ・総括
■ 第2部 ・南部 節子氏 NPO法人全国自死遺族 総合支援センター事務局長
        講演テーマ:自死で家族を亡くした経験から伝えたいこと
                 ・言葉の使い方について
                 ・経緯
                 ・経緯〜まとめ
■ 第3部 ・質疑応答 コーディネーター:篠原鋭一氏 自殺防止ネットワーク風 理事長
              討論者:鈴木 康明氏・南部 節子氏
                 ・質問
                 ・つづき
                 ・つづき〜おわり
NPO法人自殺防止ネットワーク風 全国相談所一覧



講師ご紹介
 

■鈴木康明 東京福祉大学 心理学教授 悲嘆学研究所所長
1956年生れ。早稲田大学教育学部、筑波大学大学院教育研究科で学ぶ(教育学修士)。東京外国語大学助教授、国士舘大学教授を経て、2008年4 月より現職。専門は死別ケアと芸術療法。日本カウンセリング学会理事、認定カウンセラー会理事(危機支援部会長)、神奈川県支部会支部長。NPO 全国自死遺族総合支援センター・グリーフサポートリンクによる「親を亡くした子どもとその家族の集い」の運営委員。

 

■南部節子 NPO法人 全国自死遺族総合支援センター 事務局長
大阪府出身 茨城県在住。2004年、夫を自死で亡くす。当初は「何で」の思いが 強く自責の念と怒りが交互に押し寄せたが、夫の死は追い詰められたのだと考え自分のような思いをする人をひとりでも減らしたい、社会問題としなければと活動を始める。2005年5月、尾辻厚生労働大臣も参加した国会議員会館で開催の自殺対策に関するシンポジウムで初めて遺族としての体験を語る。NPO 法人ライフリンク会員。共著:「自殺で家族をなくして」(全国自死遺族総合支援センター編三省堂)他

 

■篠原鋭一氏  NPO法人 自殺防止ネットワーク風 理事長
成田市・曹洞宗「長寿院」住職。1967年に駒澤大学仏教学部卒業。 曹洞宗人権啓発相談員、同宗千葉県宗務所長を歴任。1994年にカンボジア国王より小学校建設活動に対し「国家建設功労賞」を受賞。1995年から自殺を救済する活動をはじめる。
著書:「この国で自死と向き合う」(ヒトリシャ)他

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